うちの子も毎晩、「いや〜!」「やめて〜!」と全力拒否の歯磨きタイム😂
一日の終わりに、歯ブラシを片手に格闘しているパパ・ママも多いと思います。
自分の歯磨きでも大変なのに、子供までしなくちゃいけないのって本当に大変です。
それなのに拒否されるなんて、子育てって本当理不尽ですよね泣

いつも頑張っているパパ、ママ本当にお疲れ様です
でも、子どもが歯磨きを嫌がるのは“性格”ではなく、ちゃんとした理由がある行動なんです。
今回は歯科医パパとして、嫌がる理由・年齢別の対処法・楽しく磨くコツをお話しします。
目次
🦷 子どもが歯磨きを嫌がるのはなぜ?
まず知ってほしいのは、「嫌がる=悪いこと」ではないということ。
子どもにとって歯磨きは、まだ自分でコントロールできない“顔や口に触られる行為”なんです。
嫌がる理由はいくつかあります👇
- 口の中がくすぐったい
- 親が力を入れすぎて痛い
- 歯ブラシが大きくて違和感がある
- “やらされてる”感じがイヤ
- 歯磨き=寝る時間の合図でイヤ
つまり、「磨かれる」よりも「支配される感じ」がイヤになっているケースが多いんです。

唾液が溜まる感じが嫌な子もいますね
👶 年齢別で違う!イヤイヤの理由と対策
1〜2歳:とにかく「触られたくない期」
この時期は“歯磨き”というより、“顔や口を触られること自体”を嫌がります。
焦らず、「磨く」よりも「慣れる」ことを優先しましょう。
コツ:
- 歯ブラシをおもちゃ感覚で持たせる
- 歯みがきの歌や絵本を取り入れる
- テレビや動画を見ながら“ながら磨き”でもOK
ポイントは「習慣にする」ことです。完璧は目指さなくて大丈夫。
個人的には歯ブラシをよく噛むことで、すぐダメになってしまうことを踏まえて
安めの歯ブラシを練習に使うといいかなとは思います。
3〜4歳:イヤイヤ期のピーク
自我が芽生え、「自分でやる!」が強くなる時期。
でも実際は、まだ自分では十分に磨けません。

うちの子がこの時期です!
必ず「自分がする!」と言って聞きません笑
コツ:
- 「まず〇〇くんがやってから、パパが確認ね」
- 「どっちの歯ブラシにする?」と選ばせる
- タイマーやアプリで“競争”要素を入れる
ポイントは「自分で決めてる感」を持たせることです。
これだけで、なぜか不思議とスムーズになります。
これは歯磨きだけではなくて、いろんなことに使えます!
5〜6歳:もうできる!と思ってるけど…
この時期になると、本人も「もう磨ける」と思い込みがち。
でも奥歯や歯間にはまだ磨き残しが多く、親の仕上げ磨きが必要です。

仕上げ磨きは3〜4年生くらいまでは必要だと言われています
コツ:
- 「今日は先生みたいにチェックしていい?」と声かけする
- 鏡を使って「ここ汚れてるね〜」と一緒に確認
- 「磨けてるチェック表」を作って褒める
ここでは“褒めて習慣化”が大事です。叱るより、認めること。
仕上げ磨きについてはこちらも記事も参考にしてください。
😣 やってはいけないNG対応
- 「早くしなさい!」とイライラして強く磨く
- 無理やり押さえつけて口を開けさせる
- 「虫歯になるよ!」と脅す
これらは逆効果です。
“歯磨き=怖い時間”と記憶されてしまい、余計に嫌がるようになります。
どうしてもイヤがる日は、できる範囲でサッと終えるのもOK。
“毎日ちょっとでも続ける”ほうがずっと大切です。

歯みがきはとても大切ですが、固執しすぎなくてもいいかもしれません。
💡 歯科医パパが実践している工夫
うちでは、こんな感じで少しずつ定着してきました👇
- 子どもが選んだ歯ブラシを使う
- 2分間だけタイマーをつける
- 歯磨き後に「ハイタッチ!」で締める
- 歯磨き粉の味を3種類置いて選ばせる
「やらされてる」から「一緒にやる」に変わるだけで、かなりスムーズになります。
🧾 まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 🎯 イヤイヤの原因 | くすぐったい・痛い・支配される感じ |
| 💡 大事なのは | 磨くより“慣れる”を優先 |
| 👶 年齢別対応 | 1〜2歳:遊びながら/3〜4歳:選ばせる/5〜6歳:褒めて習慣化 |
| 💬 NG対応 | 無理強い・脅し・イライラ |
| 🪥 コツ | “やらされる”から“一緒にやる”へ |
歯磨きタイムは、親子のコミュニケーションのひとつ。
「毎日完璧に磨けたか」よりも、「笑って歯ブラシを持てたか」を大切にしてあげてください😊

いろんな工夫をして、楽しく歯磨き頑張りましょう!




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